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あさぎり型護衛艦


 あさぎり型護衛艦は、護衛艦隊の中核となるために建造されたはつゆき型護衛艦の拡大改良型の汎用護衛艦(DD)である。

船体

 あさぎり型でのもととなったはつゆき型は今日の護衛艦では珍しい1本煙突であったが、このあさぎり型では煙路の簡素化のため2本の煙突となった。また、ヘリ格納庫が大型化され、臨時に2機(通常は1機)の哨戒ヘリの搭載が可能となった。

はつゆき型は1機のヘリ搭載が可能なように設計されていたが、このあさぎり型は臨時に2機の哨戒ヘリの搭載ができるようにヘリ格納庫が大型化された。しかし、はつゆき型に比べて船体の幅が1mほどしか長くなっていないため、艦の幅いっぱいにまで格納庫が広げられており、側面に垂直に壁があり、あさぎり型の外観上の特徴となっている。この垂直な壁は、今日重要視されるステルス性からいえば大きなレーダー反射面積となり、問題であるといえる。



種別変更

 あさぎり型は2番艦の「やまぎり」が2004年に、1番艦「あさぎり」が2005年に練習艦に種別変更されている。練習艦とは文字通り練習のための艦で、実習幹部の航海戦術訓練などの練習のための専用艦で、これまでは除籍間近の艦齢の古い艦が種別変更され、数年たった後に除籍されていたが、あさぎり型は護衛艦隊で活躍しているが、このように新しい艦を早期に種別変更するのは機器の高性能化などに対応するためである。


主要目
型名 あさぎり
艦種 ヘリコプター搭載汎用護衛艦
基準排水量 3,500t(「はまぎり」以降、3,550t)
長さ 137m
14.6m
深さ 8.8m
喫水 4.4m(「はまぎり」以降、4.5m)
速力 30ノット
乗員 220人
主要兵装 76mm速射砲
ハープーン発射装置一式
シー・スパロー発射装置一式
アスロックランチャー
3連装短魚雷発射管×2
高性能20mm機関砲×2
哨戒ヘリSH−60J



同型艦及び年表
番号 名前 計画年度 起工 進水 就役 退役
153 ゆうぎり 1984年度 1986年2月25日 1987年9月21日 1989年2月28日 (就役中)
154 あまぎり 1984年度 1986年3月3日 1987年9月9日 1989年3月17日 (就役中)
155 はまぎり 1985年度 1987年1月20日 1988年6月4日 1990年1月31日 (就役中)
156 せとぎり 1985年度 1987年3月9日 1988年9月12日 1990年2月14日 (就役中)
157 さわぎり 1985年度 1987年1月14日 1988年11月25日 1990年3月6日 (就役中)
158 うみぎり 1986年度 1988年10月31日 1989年11月9日 1991年3月12日 (就役中)










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