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富士学校・富士駐屯地創立54周年記念日行事


 富士学校・富士駐屯地創立54周年記念日行事(以下、富士学校祭)が7月20日に行われましたので遠征してきました。

 富士駐屯地は富士学校が駐屯しており、その富士学校は陸自の幹部養成機関であり、戦術研究なども行っています。そして、富士学校の活動(教育、戦術研究)を支援するために富士教導団が置かれており、戦車教導隊、普通科教導連隊、特科教導隊、偵察教導隊などの部隊があり、教育などの観点から最新の装備が真っ先に配備されることでも有名です。

 そして、この富士学校祭には近年、バスツアー会社がツアーを組んでおり(富士学校等とは契約関係はない)、バスツアー客が大量に押し寄せてかなり混雑し、それに伴う観客のマナーの悪さなども有名です。

 観客の多さなどで多少躊躇しましたが、今まで見たことのない装備が見れると思い、はるばる御殿場まで行くことに決意しました。

 富士学校祭の模様を入場から観閲行進前、観閲行進模擬戦模擬戦終了後の4ページに分けて紹介します。


〜入場から観閲行進前〜


富士駐屯地正門

 富士急行の臨時バスで御殿場駅前から富士学校正門に到着しました。この時期は富士学校祭に総火演と万単位で人が押し寄せるイベントがあり、富士急行はじめ地元のバス・タクシー会社は稼ぎ時ですね^^



さすまた 人、人、人、人、人...

【左】
 手荷物検査のために列に並んでいたら、近くに“さすまた”が置いてありました。さすまたは警察や最近では不審者対策のため学校などにも置かれているもので、先端の湾曲している部分を使って相手を抑え込む道具です。ここで不審者がいて暴れたりしたらこれで取り押さえるのでしょうね。在日米軍のイベントに行くと銃を携帯した兵士が警備に立っていますが、自衛隊ではありませんね。これもいろいろとうるさいからでしょうか。

【右】
 手荷物検査を終えて観閲行進と模擬戦が行われる総合訓練場を目指してひたすら坂を上ります。途中、模擬店があり、食べ物やお土産を売っていましたが、あとから見ようと思っていたのでスルーです。地面は戦車などが通っても問題がないように厚いコンクリートで舗装されています。しかし、運動不足の私には長い坂はきついです。
それにしてもものすごい人ですね。私が到着したころはこれでも少ないほうでした。観閲行進が始まることになると遠くからのバスツアー客が到着したためかどっと人が押し寄せます。



総合訓練場 観閲台裏

 長い坂を上ると総合訓練場が見えてきました。富士学校祭は49周年と50周年の時には一般見学者も入れるスタンド席が設置されていましたが、その後はなくなってしまい、51周年からは見学環境が悪化しました。この頃になるとバスツアー客が大量に増え、見学環境の悪化と見学者の増加で見学者同士のトラブルも増えていきました。
スタンドの設置は手間がかかりますし、富士学校は総火演の準備などで忙しいのでしょうがないですが、見学環境の改善が望まれていました。そして、昨年の53周年では、観閲台の裏の土手に土が盛られ見学スペースが設けられました。これにより、見学環境は改善されましたが、それにも増してバスツアー客が増えているので混雑には変わりありませんが、(恐らく)この富士学校祭のためにわざわざ整地してくれた富士学校に感謝です。
写真を撮影した時はそれほど人がいませんが、式典開始が近づくにつれ人が増え階段に座り込む非常識な人も出てきます。人が多すぎて見学スペースが狭いのでできるならば盛り土をした前方の地面の部分も開放したほうがいいのではと思っています。



私の見学場所から見ると...

 私はその、整地してくれた土手のグランドに向かってやや右側の部分から見学することにしました。ここからだと観閲官に対して敬礼をする隊員を撮影でき、車両も正面やや左側から撮影できていい場所だと思ったからです。しかし、あとになって失敗であったことに気づきました。理由は、正面やや左側にあったテントです。
上の写真にも右端にわずかに写っていますが、この救護所用のテントがじゃまで失敗でした。来年も行くとすればもうちょっと左側で見学しようかと思っています。



大量の戦車

 すでに観閲行進を行う車両は総合訓練場に整列しています。たくさんの車両が整然と並べられ、その中には戦車もあります。こんなにたくさんの戦車を見るのは他の駐屯地祭(北海道除く)ではまずありませんね。大量に、そして整然と戦車や装甲車が並べられている光景は圧巻です。



部隊集結

 10時前になると徐々に各部隊が整列を始めます。記念式典開始が10時15分からなので20分近くずっと立っているなんて大変ですね。と思いましたが、式典が始まっても祝辞などもありますのでもっと立っていなけらばなりませんね。ご苦労様です。



富士学校長 国旗掲揚

 時刻は10時15分前です。本日の観閲官である富士学校長が登場します。

 記念式典の開始です。はじめに国旗が掲揚されます。隊員のみなさんは国旗に向かって敬礼をしています。



観閲

 次に、富士学校長が車両に乗って部隊を観閲します。



富士学校長祝辞 佐藤正久氏祝辞

 次に富士学校長はじめ国会議員や地元議員などが祝辞を述べます。元防衛庁長官(名前忘れました)や参議院議員の佐藤正久さんも祝辞を述べて今した。元自衛隊員ということだけあって関東の駐屯地祭に多く出席しているようですね。

そして、ここでちょっと脱線ですが、バスツアー客などの多くが模擬戦を目当てにしているようで、祝辞の際は全く話を聞いていませんでした。いくら興味がないとはいえ人がしゃべっている時に静かにしないとはいかがなものかと思いますし、国旗掲揚の際に国歌が流れているのにも静かにしないとは海外では考えられません。それに、私の後ろに座っていたジイさんたちはビールを飲み始めるし、階段に座っている人たちは注意されても知らんぷり...とマナーが悪いです。
個人的にはツアー客はツアー会社に対してお金を払っているから完全にお客様気分で来ているから大きな態度でいるのかなぁと思っています。自衛隊側も指示に従わないなら出て行かせるなどもうちょっと強く出ても全然問題ないと思いますが。



観閲

 話を元に戻します。祝辞が終わり、続いて観閲行進が開始されます。合図ののち整列していた隊員は乗車(乗車しない隊員はそのまま撤収)します。


次は観閲行進です。






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