飛行展示(AH−1S)
T−4による飛行展示が終了したためこの後行われるAH−1Sによる飛行展示を見るため正門近くのヘリポートへ向かいます。
正門から建物があるところまでは山奥だけあって長い坂がありますが、そこを登るのがちょっときついです。右の写真の日だらいに分かれている道の方にヘリポートがあります。
正門横にある警衛所の前には土嚢が積んであります。ここ以外にも土嚢が積んであるところがいくつかありました。
そして、正門では通行する車両に対してチェックが行われています。確か一般客の駐車場はないため入ってくる車両は招待者もしくは自衛隊関係車両ということになります。
ヘリポートからの眺めは抜群です。向こうには風力発電用の風車が多数あり、手前には庁舎や隊舎などがあります。
そして、左側の駐車場にはパトリオットが展示されています。
そろそろ飛行が始まるとのことで見学者はヘリポートから出され、隊員が飛行準備を行っています。
いよいよ離陸です。離陸後間近を飛んで行きました。
飛行展示終了後AH−1Sの地上展示の準備までしばらくあるためちょっと正門を出てレーダードームを撮影。実は、レーダーは少し離れた場所にあり、ここは庁舎や隊舎、補給などの場所です。そして、笠取山分屯基地にはこれらとは別の場所に通信所地区や訓練場などがあります
AH−1Sは何度も見ていますのでぐるっと1周回ってパトリオットを見に行くことにしました。
パトリオットを見に行くため坂を下ろうとしたら、こんなものがありました。坂の道路脇は急斜面になっているのでここから先に出ると危険だよという意味の警告ですが、何んともユニークな表示です。
パトリオット展示
地対空誘導弾パトリオットです。始めて見ました。パトリオットといっても様々な種類の装置で構成されており、左の車両は射撃管制装置で射撃などの指揮をとる車両になります。そして、右の車両はアンテナマストグループで、各種通信の中継となる車両です。
そして、左の装置が発射機になります。パトリオットと言えばまずこの装置を思い浮かびます。しかし、システムとしてのパトリオットでは発射機はその一部で、前述の車両のほか目標を捕らえるレーダー装置、電源装置など複数で構成されています。
飛行展示(AH−1S)2
パトリオットを見学した後お腹がすいたので売店でカレーライスを買って食べました。ほかの駐屯地記念行事などではお昼時の売店ば相当混雑しますが、食べ物販売がカレーの1か所だけにもかかわらず少し並んだだけで購入できました。
その後、AH−1Sによる2回目の飛行展示(※)が行われるのでT−4を見た時と同じ坂の中腹から今度は見ることにしました。
※当日AH−1Sによる飛行展示は3回行われましたが、初回は私が到着する前だったのでそれは数えずに今回の飛行展示を2回目としています。
離陸後前傾姿勢になって加速します。
そして、急旋回。こちらに向かってきます。
数メートル上を飛んでいきます。このようなアクロバット飛行はAH−1Sならではといったところでしょうか。
AH−1Sの飛行展示も終了したので帰ることにします。帰り際に撮ったのが上の写真。左は模擬店会場。小さいですし、人も少ないです。そして、右の写真はショベルローダだと思いますが、自信がありません。車体の後ろにショベルが付いていればそうなんですが、写真では判別がつきません。
ということで、笠取山分屯基地開設52周年記念行事レポ終了。紹介したもの以外に通信機材や救難機材の展示がありましたが、省略させていただきました。
来年はAH−64Dの飛行展示とCH−47による体験飛行があれば行きますが、アパッチはともかくCH−47の体験飛行はまずないですね。ということで来年はいかない確率85%。せっかくなのでここでしかない変わったものがあればいいのですが...。
おしまい!