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120mm迫撃砲 RT

120mm迫撃砲 RT



備考

砲弾を射撃した瞬間。炎の中から砲弾が飛び出そうとしているのが分かる  120mm迫撃砲RTは107mm迫撃砲の後継として導入された迫撃砲で、射程が倍以上伸びている。また、移動には専用の車両でけん引して移動させる。

 フランスのTDA社のものをライセンス生産しており、最大射程が約13kmと以前のりゅう弾砲を超えるものとなっている。重量は約600kgで、107mm迫撃砲の約151kgと比べると格段に重量が増している。このため、移動には高機動車をベースとした専用のけん引車でけん引する。


 107mm迫撃砲は小型で、分解すれば人力でも運搬でき山岳地帯でも運用ができたが、この120mm迫撃砲は2つの車輪が付き、しっかりとした構造のためそれに伴い重量が増加している。人力での運搬は考慮されておらず、射撃陣地へはけん引車でけん引する。

 120mm迫撃砲は普通科部隊の重迫撃砲中隊に配備されており、普通科中隊全体に対して火力支援を行う。

諸元・性能
名称 120mm迫撃砲
口径 120mm
砲身長 2.08m
重量 約600kg
最大射程 約8,100m(通常弾)
約13,000m(RAP)
開発 フランス TDA社




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