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救急車(業務用)

               

救急車(業務用)



備考

サイレンを鳴らしながら走行する救急車  この救急車(業務用)は1 1/2t救急車(1t半救急車)とは違い、一般業務に使用する救急車である。なお、1t半救急車と区別するためタイトルには「救急車(業務用)」と表記しており、正式名は単なる「救急車」である。

 1t半救急車が戦場などの野戦で使用することを前提としているが、この業務用の救急車は訓練中や駐屯地内での傷病者等を救護しながら駐屯地の医務室へ搬送するのが目的である。そして、傷病者が駐屯地内で対処できない場合には自衛隊病院や一般の病院への搬送に使用される。車種はトヨタのハイエース、日産のキャラバンなどの種類がある。

 1t半救急車よりも高度な機器(もともと1t半救急車は患者の輸送に主眼を置いているため治療能力に限りがある)を搭載しており消防が運用している救急車と同程度の機器を備えており、こちらは治療に主眼を置いている。


 なお、1t半救急車と同様に公安委員会から緊急車両としての認定を受けており、赤信号の不停止など緊急走行時には道路交通法の一部例外が認められている車両である。



諸元・性能
名称 救急車
乗員 10人
車両重量 1.9t
車両重総重量 2.7t
全長 約5.4m
全幅 1.7m
全高 2.4m
最高速度 155km/h
最小回転半径 5.3m
タンク容量 70リットル

上記は主なものであり、ベース車両によって多少異なる。




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