点検射

点検射の始まりです。戦車はエンジン音がすごいですね。排ガスもすごい。




 

ものすごい霧です。霧のため、標的が見えず、90式戦車はじめ、74式戦車も点検射ができない状況です。この状態がしばらく続きました。中央広場には90式、左右には74式です。こんなにたくさん90式が見れるなんてうれしいなぁ。

 

ようやく霧が多少ひけてきました。しかし、まだ90式の砲身には照準補正用の器具がささってます。隊員の方ものんびりした感じで射撃はまだのようです。いつ始まるのかわくわくしながら射撃を待っていました。ちなみにこの段階で一般のスタンド席はほぼ満員。



ついに点検射が開始されました。しかし、戦車砲の射撃はすごいですね。まず一瞬、ピカッと光り、風(衝撃波)が一瞬来たと思ったら鼓膜を殴られたかのようなものすごい音。ビビリます。音と言うよりは衝撃波といったほうが分かりやすいですね。音が空気の振動よって伝えられていると言うことが実感できました。写真がまともで無いのは寒くて震えていたので手振れ補正もあまり効かない状態で...。

 

90式の同軸機関銃の射撃。機関銃の音もなかなかですね。機関銃は短距離程度だと戦車砲と同じ弾道なので機関銃を撃って補正したりもします。シート席の排水溝のすぐ横ですと、90式、74式の裏になります。90式の射撃はすぐ目の前ですので迫力は抜群。しかし、寒かった。これは次回への教訓ですね。



90式は前方でしばらく撃った後、下がって来てシート席のすぐ前で射撃を行います。ここで撃たれるとものすごい音と衝撃波。たまらん。だんだんこの音と衝撃がやみつきになってきます。



調整が終了したのか90式、74式とも退場します。

つづいて、99式自走155mmりゅう弾砲、155mmりゅう弾砲FH−70、203mm自走りゅう弾砲と弾薬車が進入してきました。

 

155mmりゅう弾砲を牽引してきた牽引車はりゅう弾砲を切り離し後、速やかに退場していきました。



退場は牽引車を使わずに補助動力により行います。自転車で普通にこぐ程度の速さ。

次は96式が登場。

 

12.7mm重機関銃を射撃。機関銃とはいえ意外と音があります。

 

機銃掃射後、隊員が下車します。写真では分かりにくいかも知れませんが、みなさんダットサイトをつけているようです。

89式が進入してきました。



陸自の装備でダントツのかっこよさを誇る89式装甲戦闘車です。能力もいいし、配備数が少ないのは残念だ。後継車両はかっこよくなるのかな。

 

35mm弾が吸い込まれていきます。機関砲とはいえ、35mmもあると結構な音がします。退場中も砲身は標的を向いて警戒。

120mm迫撃砲、81mm迫撃砲が入場します。

 


迫撃砲部隊が退場の後、87式偵察警戒車、偵察の1/2トントラックが入場です。

 

射撃後、退場し、直後にAH−1Sコブラが入場です。

 

う〜ん、淡い期待はしていたが、AH−64D(アパッチロングボウ)は来ないか。まぁ、コブラもかっこいいので十分です。コブラが20mm機関砲の射撃を行っています。が、87式偵察警戒車が1両ポツンと残っています。居残り練習...ではなく、何かトラブルのようです。他の87式が退場しているときに、運転席のハッチを開けて運転手が出てきて乗員の方が慌しく動いていたのでおかしいなぁと思っていたら、マジのトラブルのようです。

 

ここで戦場のJAFこと、90式戦車回収車と、73式小型トラックの登場です。さすがです。速やかに牽引準備してゆきます。コブラの射撃中にも着々と準備してゆきます。

 

まるで、故障した87式を助けるためにコブラが援護射撃しているようでした。ワイヤーでつなぎ、牽引してそのまま右側に退場していきました。


コブラの射撃で点検射が終了したようで、施設作業車が会場整備です。

 

 

土なんかも運んできて本格的に作業が行われます。まぁ、戦車とかがキャタピラでおもいっきり走ったりすれば地面はぐちゃぐちゃになるわなぁ。






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