平成19年度 総合火力演習

 19年度の総合火力演習(総火演)が、8月26日(日)一般に公開され、すべて予定通り実施された。

 6月11日から7月11日までに行われた応募では、はがき応募が約8万9千通、インターネット応募は約1万1千通で、最高倍率は約37.7倍であった。

 当日は、続投をしないことを表明していた小池百合子防衛大臣(翌日、内閣改造により離任)をはじめ、折木陸幕長ら防衛省・自衛隊の幹部や、元イラク復興支援群先遣隊長の佐藤正久参議院議員ら国会議員などのほか、一般招待客約2万4千人が現代戦闘の様相を見学し、戦車などが射撃をするたび、その迫力に会場からどよめきがおこり、パラシュート部隊の降下やミサイルなどが目標に命中するたびに歓声や拍手が起こった。

 演習最後には最新の戦闘ヘリコプターAH−64D(通称、アパッチロングボウ)がヘリ部隊を率いて登場し、その後行われた地上展示では大勢の観客が間近でその威容に見入っていた。

 演習には、戦車・装甲車約60両、火砲約40門、ヘリなどの航空機約20機が参加し、弾薬量は約39トンで、約3億1000万円分が白煙とともに消えた。

(報道風に書いてみました。)





写真が多く、サイズもそこそこあるのでページが大きいです(表示に多少時間がかかる場合があります)。



















平成19年度の演習プログラムや演習規模、参加部隊は以下の通りで、すべて予定通り行われました。
(防衛ホーム新聞8月号 号外などより)。















遠距離火力 航空火力 F−2
特科火力 99式自走155mmりゅう弾砲
203mm自走りゅう弾砲
155mmりゅう弾砲 FH−70
中距離火力 迫撃砲 81mm迫撃砲 L−16
120mm迫撃砲 RT
誘導弾 64式対戦車誘導弾
79式対舟艇対戦車誘導弾
87式対戦車誘導弾
96式多目的誘導弾システム
近距離火力 対人障害 指向性散弾
ヘリ火力 対戦車ヘリコプター(AH−1S)
普通科火力 軽装甲機動車(車載MG MINIMI)
01式軽対戦車誘導弾
96式装輪装甲車(車載HMG)
84mm無反動砲
個人携帯対戦車弾
89式装甲戦闘車(35mm機関砲)
戦車火力 90式戦車
空挺降下 自由降下

























航空偵察 観測ヘリコプター(OH−1)
ヘリボン行動 多用途ヘリコプター(UH−1)
オートバイ
対戦車ヘリコプター(AH−1S)
輸送ヘリコプター(CH−47J)
多用途ヘリコプター(UH−60J)
軽装甲機動車
高機動車

偵察活動 87式偵察警戒車
オートバイ







攻撃準備射撃
(障害処理支援射撃)
203mm自走りゅう弾砲
155mmりゅう弾砲 FH−70
120mm迫撃砲 RT
81mm迫撃砲 L−16
90式戦車
74式戦車
89式装甲戦闘車
92式地雷原処理車
79式対舟艇対戦車誘導弾
87式対戦車誘導弾
64式対戦車誘導弾
障害処理
攻撃前進支援射撃
普戦チームの攻撃
突撃支援射撃
突撃
戦果拡張 全装備


演習規模
人員 約2,000人
戦車・装甲車 約60両
各種火砲 約40門
航空機 約20機
その他車両 約400両


参加部隊
富士教導団
  富士教導団本部付隊
  普通科教導連隊
  特科教導隊
  戦車教導隊
  偵察教導隊
  教育支援施設隊
第1ヘリコプター団
第4対戦車ヘリコプター隊
教育支援飛行隊
各方面隊隷下部隊
富士学校音楽隊
航空自衛隊









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